超音波加工機の製造販売とガラス、セラミックの超音波加工

超音波加工機ラインナップ

  • UM-150C

    材料試験用テストピースの切り出し、小型部品の打抜き・孔あけ・ザグリ加。また、小径孔の複数個同時加工も可能です。

  • UM-500DA

    本機は中型の、自動停止・揺動機構付き超音波加工機で、φ0.5〜φ60mm位までの大きさの加工に適した機種です。
    手動型機のUM-500D型にはこの自動停止・揺動機構がついていません。
    また、UM-500DA型に深穴加工用の吸引装置を備えているのがUM-500DA-P型となります。

  • UM-500GAN

    本機は工作物に与えるダメージ、切り口のチッピング等を従来のものより更に極小に抑え、常に一定した加工品質が得られるよう設計された超音波加工機です。
    工具の送り込み機構(Z軸)に高感度な平衡天秤型加圧方式を採用し、工具の切り込み、送り速さの制御、Z軸の動きと連動した工具の振幅調整機能等を備えています。

  • UM-1000EA/UM-1500EA

    本機は大型機で、大きい加工物や重量のある材料の加工ができ、小径孔を一度に多数個同時加工するのに適した加工機です。
    材料の出し入れ以外は自動的に加工し、加工完了と同時にスタートの位置に復帰し停止します。

UM-1000EA/UM-1500EA

加工材料の出し入れ以外の工程は総て自動的に加工し、完了と同時に始めの位置に復帰し停止します。
また、揺動装置により、加工面への砥粒の循環を良くし加工能率を向上します。
特に深孔加工でその効果を発揮します。

特徴

(1)
大きい材料の加工、重量物(20kg)の加工、大面積の加工が可能です。
(2)
多数個の孔あけ、打抜きが同時加工可能で、小物部品の量産用として適しております。
(3)
加工材料の着脱以外は、すべて自動的に作動します。
(4)
自動揺動装置により、一定時間毎に振動子を上下に揺動し、加工面への砥粒の供給を良くして深孔加工での能率を向上します。
(5)
デジタルスケールの取り付けにより、XYの送り精度5μの読み取りが可能です。
(6)
デジタルスケール付属のエッヂセンサーの使用により、位置決めが容易です。
(7)
加工条件により、一人で何台もの加工機を操作しての効率のよい加工作業が行えます。

仕様

■発振周波数
16 (kHz)
■周波数調整
自動・手動両用
■最大出力
1000/1500 (W)
■電源
AC三相200V 50/60Hz
■消費電力
2600/3600 (VA)
■外形寸法
(幅×奥行×高さ)
発振器:570×550×1644 (mm)(制御装置一体型)
加工装置:850×900×1930 (mm)
■重量
発振器:170/182 (kg)
加工装置:326/331 (kg)

他機種と比較する場合は仕様一覧をご覧ください。

付属品/オプション一覧 詳細

ホーン (1つ穴加工用) 3本 振動子からの振幅を拡大、整合して工具に伝えます
接合用ハンダ 1kg ホーンに工具を接着する時に使用します
ハンダ用フラックス 500cc ハンダ付けを補助するものです
砥粒 2kg B4C(2kg)とSiC(5kg)のどちらか選べます
接着剤 2本 加工物をガラスに貼り付けるのに使用します
出力計 オプション 出力をワット表示
ネオクールサーキュレータ オプション 振動子の循環冷却装置
サ−キュラーテーブル オプション 加工台下に設置しθ軸の微調整ができるようになります
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オプション一覧
  • ホーン

    先端の工具は磨耗したら交換できますのでホーンはそのまま使用することができます。
    通常、1つ穴加工できるホーンを3本お付けしますが多軸のホーンに変更もできます。(要相談)

  • ハンダ

    超音波出力をデジタルで表示します。
    加工時の出力を表示することにより、加工条件を一定に保つことができます。

  • フラックス

    ホーンに工具をハンダ付けする時に、ハンダの流れを良くする為にフラックスを塗ります。
    *写真は500ccのものです

  • 研粒

    SiC #360(シリコンカーバイト:写真左)なら5kg、B4C #280(ボロンカーバイト:写真右)なら2kg付属品としてお付けします。
    *#360、#280は砥粒の粒径を表します。
    SiCは主にガラス、フェライト、グラファイト、圧電セラミックス等の加工材料に、B4Cは主にアルミナ、サファイヤ、炭化けい素、窒化けい素、ジルコニヤ、超硬合金焼入鋼等の加工材料に使用します。

  • 接着剤

    貫通穴を開けるとき、抜け側にでるカケを防ぐために加工物をガラスなどに貼り付けます。
    ホットプレートなどで加工物とガラスを温め、接着剤を溶かしながら塗り付け貼り付けます。
    加工完了後、再度ホットプレートなどで温め、ガラスから加工物を剥がし溶液に浸して接着剤を洗浄します。

  • 出力計

    超音波出力をデジタルで表示します。
    加工時の出力を表示することにより、加工条件を一定に保つことができます。

  • 冷却水循環装置

    ニッケル振動子の冷却用に使用するもので、外部密閉系循環式の冷凍機と強力な循環ポンプにより低温水を安定して供給できる節水型の冷却水供給装置です。

  • サーキュラテーブル

    加工台の下に設置し、θ軸の微調整用に使用します。

加工お引き受け

加工数量は少量多品種から量産までお引き受けいたします。
加工内容、材質、加工数量をご連絡いただければ加工の可否検討のうえ見積りいたします。

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